看護部TOPICS

退院支援研修(リーダー編)終わりました。

研修 2018.11.10

 9月21日・28日に退院支援研修(リーダー編)が行われました。

退院支援研修のリーダー編では、院内認定の退院調整看護師を講師に招き、退院支援の仕組みやプロセス、退院支援に関する社会資源や制度について学びました。高齢化が進み、病院機能の分化、医療連携の促進は重要です。事前課題として退院支援でうまくいった事例を各自分析した内容をもちより、慶應チームナーシングにおいて、退院支援におけるチームリーダーの役割とは何か実践的に学習しました。

 

【研修目的】

  1. 退院支援とは、患者を生活者としてとらえ、退院目標を見据えて支援する看護展開の連続であることを理解し、実践できる。
  2. 退院支援マップの内容を理解し、退院支援におけるリーダーシップを発揮するためのポイントがわかる。 

 

【研修の様子】

研修の前半は、グループワークを行い、退院支援で成功した体験や困っていることなど学びを共有し、リーダーとしてどう行動したらよいか皆で考えました。また、研修後半の講義では、退院支援に必要なアセスメントや意思決定支援のポイント、患者さんの暮らしを支えるチームリーダーの役割とは何かについて、ディスカッションを交えながら行いました。

研修者からは、「入院時から退院を見据えた関わりが必要と学んだ」「継続看護ができるような取り組みを病棟で行っていきたい」「部署内で事例の振り返りや勉強会をしていきたい」という実践に活かせる声がありました。

地域包括ケアシステムの中で、急性期病院のチームリーダー看護師としての役割について学びを深め暮らしをサポートするケアにつなげていただければと思います。

 

 

 

  

臨床指導ナース育成研修 研修者の紹介

研修 2018.10.31

2018年度の臨床指導ナース育成研修5月からスタートしました

 研修の前半では、本学看護医療学部の教員を中心に、2ヶ月間の講義・演習を行いました。ここでは、臨床指導ナースに求められる知識・技術・態度について学びました。受講者たちは、これまで自分が臨床で行なっていた指導を振り返り、今後の指導にどのように活用するか考える機会となっています。後半はフィジカルアセスメント研修やプリセプター研修にインストラクターやファシリテーターとして参加し、さらに実践的な研修になります。

 今年度の受講者は5名です。すでに部署での看護実践や教育において中心的な役割を発揮していますが、より理論的知識や根拠に基づいた教育を現場で行うというそれぞれの目標に向かって、本研修に参加しています。

 

 

Mさん (助産師)/産科/看護師 21年目

助産師として産科病棟に配属後、救急センターでの短期ローテーションを経験し、再び産科病棟で勤務しています。これまで自分が行ってきた指導を見直したいと思い、臨床指導ナース育成研修を受講しました。指導に必要な多くの知識や技術を仲間と共に学び、新しいことに挑戦することへの喜びを感じています。より良い職場環境づくりや、後輩たちが看護に楽しさを感じられる働きかけができるよう頑張りたいと思っています。

 

 

Hさん(看護師)/消化器クラスター/看護師11年目

 

私は、心臓外科・呼吸器外科病棟で実践し、現在、消化器外科と内科のクラスター病棟で勤務しています。急性期看護から終末期看護と幅広い経験を積み重ねる中で看護師として少しずつ自信を持ち、看護に携われるようになりました。今回、臨床指導ナースの育成プログラムを通して、後輩に看護の楽しさ、やりがいを感じながら成長できるよう、指導できる看護師になりたいです。自身も楽しみながら研修ができるように頑張っています。

 

 

Tさん(看護師)/小児病棟/看護師 19年目

  

NICUを9年経験後、現在は小児病棟で勤務し10年目になります。今回1年間の臨床指導ナース研修を受講し、前半の講義は、改めて現場での教育の難しさと重要性を実感する内容でした。講義での学びを活かし、私は、チームメンバーが互いに内的動機付けを高め、活き活きと働ける職場環境を作っていくためのリーダーシップを発揮できるような臨床指導ナースを目指し、メンバーとともに成長していきたいと思っています。

Hさん(看護師)/小児病棟/看護師 15年目

 

内科系救急床で成人領域を6年経験した後、小児科に異動し、看護師として15年目になります。現在は小児ICUにいます。医療現場は日進月歩で変化していきます。その流れの早さにめげずに、理論と臨床を結びつけると看護の楽しさや、やりがいを感じることができると思います。皆さんの、持てる力を発揮できるよう、支援をしていけたらと思っています。臨床指導ナースとして一年目の私ではありますが、共に考え、悩み、皆さんと成長していきたいです。

 

Iさん(看護師)/呼吸器クラスター/看護師 16年目

 

整形外科病棟、血液内科・呼吸器・消化器などの内科外科の混合個室病棟を経て、現在は呼吸器クラスター・救急科の病棟で勤務しています。

これまでの経験から、後輩の考えを理解し根拠や判断を引き出す関わり、思考過程や個人の強みを理解し相手を承認し内的な動機付けができる指導を目指していきたいと思います。また、後輩が成長と共に看護の達成感や楽しさを実感できるように関わりを大切にし、役割を発揮していきたいです。

 

(※職位、所属、経験年数については、2018年91日時点のものです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年度フィジカルアセスメント研修Ⅰ終わりました。

研修 2018.10.11

9月5日・6日に2018年度新採用者を対象にフィジカルアセスメント研修Ⅰが行われました。

フィジカルアセスメント研修Ⅰでは、脳神経系、消化器系、呼吸器系、循環器系の各領域について講義と演習を行ない、基本的な知識を再確認するとともに正しいフィジカルイグザミネーションの方法についてスキルを点検しました。

研修者にとっては、知識・技術・態度を見直す場となり、正しいフィジカルイグザミネーションを用いて実践に活かす方法を学び、自信につながりました。

 

【研修目的】

1.各領域のフィジカルアセスメントに必要な知識が分かり、実践できる。

2.正しいフィジカルイグザミネーションの方法が分かり、実践できる。

 

【研修の様子】

講義は、事前課題として配布した資料に沿って行なわれ、研修者は自己学習を振り返りながら講義に臨みました。脳神経系では動画を用いた意識レベルの判定、呼吸器系では呼吸音の聴取テストで力試しを行い、研修者は真剣に取り組んでいました。問診が上達するよう、7つのポイントLQQTSFAについても学習しました。

デモンストレーションで正しいフィジカルイグザミネーションの一連の流れを見て学び、演習では、臨床指導ナースの指導をもとに、研修者同士で患者役・看護師役を交替し、各領域のフィジカルイグザミネーションを行いました。瞳孔不同の確認や心電図の装着はシミュレーターを使用し学習を深めました。

研修者からは「問診の方法が明確で実践ですぐに活かせた」「実際の患者さんに行うように演習できたので日々の業務にすぐに役立った」「正常と異常の違いを学ぶことで今後正しいアセスメントをしていけるという自信につながった」という声が聞かれました。

事前課題の資料は、先輩看護師が厳選して作成したアセスメントに役立つ指標や方法のポイント集となっており、「実践に活かしやすい」と研修者にも好評でした。

 

  • 全体講義の様子
    全体講義の様子
  • 臨床指導ナースによるデモンストレーション
    臨床指導ナースによるデモンストレーション
  • 循環器系は慢性心不全看護認定看護師による講義とデモンストレーション
    循環器系は慢性心不全看護認定看護師による講義とデモンストレーション
  • シミュレーターを用いた演習
    シミュレーターを用いた演習

2018年度口腔ケア研修終わりました。

研修 2018.09.12

7月17日・18日に口腔ケア研修が行われました。

口腔ケア研修では、摂食・嚥下障害看護認定看護師を講師に招き、口腔ケアの講義、認定看護師による臥床患者への口腔ケアのデモンストレーション、研修者同士で互いに口腔ケアの実技演習を行いました。研修者はOAGの活用した、口腔内の観察の仕方、口腔ケアの一連の手技について学び、ケアの必要性、重要性について改めて認識する良い機会となりました。

 

【研修目標】

1.口腔ケアにおける看護師の役割を理解し、アセスメント力・判断力を身につける。

2.基本的な口腔ケアが実践できる。

 

【研修の様子】

研修では、口腔ケアとは口腔内の清潔保持だけではなく、観察・アセスメントを通して患者さんにあったケアプランを考えていく必要があることや、口腔内が悪化すると、誤嚥性肺炎などの合併症だけではなく、全身への影響、食べることへの意欲の低下などQOLにも影響することを学びました。演習ではペンライトを使用した観察を行い、見え方が違うことを実感したり、磨き残しや磨きづらい部分がわかったりしました。患者体験をすることで、口腔内ケア時の不快感、ケア後の爽快感、自分の口腔内のケアをうけることへの羞恥心を実感し、患者さんへの配慮についても考えることができました。研修に参加した看護師からは、「OAGの活用方法を理解した」「禁食中の患者さんでも口腔ケアが必要なことがわかった」「正しい観察をして適切なアセスメントに基づいた、患者個々に合ったケアプランをたてる必要があることがわかった」「この研修で学んだことを臨床の現場に生かしていきたい」などという声が聞かれました。

当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されています。研修者は患者さんの状態の変化にすぐに気が付くことができる身近な存在である看護師の役割を認識し、口腔ケアの重要性について学習できていました。

 

  • 摂食・嚥下障害看護認定看護師による講義
    摂食・嚥下障害看護認定看護師による講義
  • 摂食・嚥下障害看護認定看護師によるデモンストレーション
    摂食・嚥下障害看護認定看護師によるデモンストレーション

退院支援研修メンバー編終わりました。

研修 2018.08.06

6月26日・29日に退院支援研修(メンバー編)が行われました。

退院支援研修のメンバー編では、院内認定の退院調整看護師を講師に招き、退院支援の仕組みやプロセス、退院支援に関する社会資源や制度について学びました。高齢化や在院日数が短縮する中で、慶應チームナーシングにおいて、退院支援におけるチームメンバーの役割とは何かについて学習しました。

 

【研修目標】

1.当院の退院支援のしくみを知る

2.退院支援は入院時から始まることを意識し、退院支援に必要な情報収集が何かを考えることができる

3.入院時からゴール(何のための入院か、どこを目指すのか)を意識し、生活者の視点でアセスメントする必要性を理解できる

4.意思決定支援や自立への支援も退院支援につながることを理解することができる

5.介護保険や訪問看護などの知識を確認できる

 

【研修の様子】

研修では、講義の中で、事例を用いて退院支援スクリーニングシートをつけてアセスメントをしたり、デモンストレーションを見て、日々の看護で実践する退院支援とは何かを考えました。研修に参加した看護師からは、「入院時から退院後を見据えた看護が必要と学んだ」「疾患とうまく付き合いながら生活できるように支援することが重要と学び、自分にもできる退院支援があることがわかった」という声が聞かれました。

患者さんの暮らしを支えるために、地域包括ケアシステムの中での、急性期病院の役割について学びました。さらに、研修者自身が、それぞれの部署で取り組める退院支援について考えることができました。

 

 

  • 講義の様子
    講義の様子
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