看護部TOPICS

臨床指導ナース (2017受講者)

お知らせ 2017.11.15

   平成29年度の臨床指導ナース育成研修が5月から開始となり、講義・演習を終え、今後はさらに実践的な研修になります。

 

 

研修の前半では、本学看護医療学部の教員を中心に、2ヶ月間の講義・演習を行いました。講義は基礎編・応用編に分け、臨床指導ナースに求められる知識・技術・態度について学びました。受講者たちは、これまで自分が臨床で行なっていた指導を振り返り、今後の指導にどのように活用するか考える機会となっています。9月には学生実習があり、学生の特徴と個別性を踏まえ、学生が実習の成果を実感できるような関わりが重要であることを改めて学びました。11月からはフィジカルアセスメント研修やプリセプター研修にインストラクターやファシリテーターとして参加し、さらに実践的な研修になります。

 

今年度の受講者は5名です。すでに部署での看護実践や教育において中心的な役割を発揮していますが、より理論的知識や根拠に基づいた教育を現場で行うというそれぞれの目標に向かって、本研修に参加しています。また、看護の楽しさややりがいなども大切にし、後輩の強みを活かしながら指導していきたいと考えています。

 

 

Sさん(看護師)/ハイケアユニット 

 整形外科病棟、救急外来、GICUをローテーション後、現在HCU病棟で勤務しています。急性期病院である当院では、正確な看護技術やフィジカルアセスメントなど高い能力を求められており、後輩看護師への指導や育成を行う重要性を感じ、臨床指導ナース育成プログラムを受講しました。技術や知識だけでなく、後輩が患者さんへの看護から様々なことを感じ、看護の楽しさややりがいを感じることができるような指導を目指したいと思います。

 

 

Tさん(看護師)/外科系

 皮膚科・歯科口腔外科等の混合病棟で経験した後、皮膚科・耳鼻科病棟へ異動し、現在は整形外科病棟で勤務しています。自分の関わりによって相手が変化していくことに指導の楽しさ・やりがいを感じ、教育能力を一から学び、自分の能力をもっと向上させたいと思いこの研修を受講しました。

一緒に悩み・考え、看護の楽しさを実感してもらえるような、そして看護を好きになってもらえるような指導をしていきたいです。

 

Iさん(看護師)/内科系病棟

  一般外科病棟、内科外来、皮膚科・口腔外科等の混合病棟を経て、現在は腎・内分泌代謝・神経内科・眼科病棟で勤務しています。看護師の経験を重ねるうちに、より良い看護を提供するためには看護チームとしての成長が不可欠だと実感し、臨床指導ナースを志しました。学生やスタッフと共に学ぶ姿勢を持ち、看護の意味を考えて実践し、その成果を実感することで「またやってみよう」と主体的に取り組めるような指導を目指したいです。

 

Sさん(看護師)/外科系病棟

 私は、一般消化器外科、GICU、救急外来を経て、現在脳外科・歯科口腔外科・形成外科の混合病棟で勤務しています。臨床指導ナース研修に取り組むことで、看護の奥深さややりがいを看護学生や後輩看護師へ伝え、個々の能力や強みが少しでも多く発揮できるように関わりたいと思っています。そのためにも、指導者として、研修での講義や後輩看護師の指導という実践を通し、コーチングスキルを高めていきたいと思っています。

 

Kさん(看護師)/循環器クラスター  

 精神科病棟と外科系病棟をローテーション後、現在は循環器クラスター病棟で働いています。

私が看護師として様々な葛藤や困難な状況に直面したときに、多くの先輩看護師の支えにより一つ一つ乗り越えることができました。何故先輩方の関わりが効果的であったのかを研修を通して分析し、後輩に還元したいと思います。後輩が看護師として成長し更に後輩へと還元していくことを目指し、臨床指導ナースとして役割発揮したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退院支援研修終了

研修 2017.11.15

退院支援研修行いました

 

【概要】

 622日、76日に発達レベルⅠの看護師を対象とした退院支援研修(メンバー編)を、

911日、27日に発達レベルⅡ以上の看護師を対象とした退院支援研修(リーダー編)が行われました。

 今後、高齢化社会に伴い病院の機能分化が進んでいきます。当院では、急性期病院として地域包括ケアの視点から早期からの退院支援がとても重要となります。看護師は患者さんの最も身近な存在として、患者さんの生活を支える役割があります。当院の退院支援研修は、看護師の成長発達に応じて退院支援ができるよう、メンバー編・リーダー編に分けてサポートしています。研修目標は下記の通りです。

 

<退院支援研修(メンバー編)

  1. 自分自身が社会の中の生活者の一員であることを認識できる
  2. 退院支援は入院時から始まることを意識し、退院支援に必要な情報収集やスクリーニングができる
  3. 入院時からゴール(何のための入院か、どこを目指すのか)を意識し、生活者の視点でアセスメントする必要性を理解できる
  4. 意思決定支援や自立への支援も退院支援につながることを理解することができる
  5. 介護保険や訪問看護などの知識を確認できる

 

<退院支援研修(リーダー編)

  1. 自身が病院職員の一員であり、社会の一員であることを認識できる。
  2. 退院支援は入院時から始まることを意識し、退院支援に必要な情報収集やスクリーニングができる。
  3. 入院時からゴール(何のための入院か、どこを目指すのか)を意識して看護介入できる。そのうえで支障となることは何か、生活者の視点でアセスメントできる。
  4. 意思決定支援や自立への支援も退院支援につながることを理解し、病棟での指導に活かす方法を検討できる。
  5. 介護保険や訪問看護などの知識を再確認できる。

 

【研修の様子】

研修は、看護部認定の退院調整看護師を講師に招き、【医療を取り巻く環境について】【退院支援について】【社会資源(制度)について】に関しての講義と、講師の投げかけで、研修者自身も看護師一人ひとりが退院支援において何ができるかを考えながら進みました。また、事例を用いながらスクリーニングシートを実際につけてみるなどワークを行い、普段病棟で行っていることの意味を振り返ることができました。

 メンバー編では、「日々の看護が退院支援につながっていることを知ることができた」「指示や組まれている看護ケアが患者さんのためになっているのか考えながら看護をしたい」「患者さんの早期回復にむけての術中看護を行えるようにしたい」など、日々の病棟での実践が退院支援につながっていること、退院支援を行うためのメンバー役割について理解を深め、研修者自身がそれぞれの部署で取り組める退院支援について考えることができました。

 リーダー編では、「フローチャートなど活用しながらチームとして退院支援を行えるようにしていきたい」「早期に退院にむけてチームで介入できるように研修で学んだことを活かしたい。また後輩の指導にも活かしていきたい」など、自身の退院支援能力の向上だけでなく、メンバー看護師への指導など、チームとして退院支援能力を向上できるにはリーダーとしてどのように関わればよいのかを考えることができました。

 今後は各研修で学んだことを活かしながら、部署での患者さんの退院支援につなげられるような役割発揮が期待されます。 

 

 

 

 

フィジカルアセスメント研修Ⅰ終了

研修 2017.10.11

フィジカルアセスメント研修Ⅰ終了のお知らせ

【概要】

 956日に平成29年度新採用者を対象にフィジカルアセスメント研修Iが開催されました。

フィジカルアセスメントとは、問診、視診、聴診、打診、触診などのフィジカルイグザミネーションを用いて患者さんの情報を集め、分析し、患者さんにあったケアを考察することをいいます。フィジカルアセスメント研修では、患者さんを看護の視点で観察し、看護問題を捉え、看護過程を実践する力を伸ばしていくことを目的とし、ⅠからⅢまでの段階的な研修プログラムが組まれています。

フィジカルアセスメント研修Ⅰの目標は

①各領域のフィジカルアセスメントに必要な知識が分かり、実践できる

②正しいフィジカルイグザミネーションの方法がわかり実践できる

2点でした。

 

【研修の様子】

 研修は、循環器系、呼吸器系、脳神経系、消化器系、筋骨格系の5つの領域で構成されており、各領域は、講義、指導者によるデモンストレーション、演習という流れで進みました。講師及び指導者には、慢性心不全看護認定看護師、集中ケア認定看護師、臨床指導ナースを迎え、演習では、問診からのフィジカルイグザミネーションやシミュレーターを活用した副雑音の聴取や瞳孔の異常所見の確認を行い、実践に即した指導を受けることができました。

研修後には、研修者から「今まで呼吸音の聴取に自信がなかったが、研修に参加し解剖生理を意識した聴取部位がわかり、自信がもてるようになった」「問診に必要な項目がわかり、情報収集に自信がついたので、病棟でも活かしたい。」「今回の研修により、正しく患者さんの全身状態を観察することで、変化をいち早く把握できることの自信になった」といった声があり、当研修で学んだ知識や技術を臨床実践に活かしていける自信を得ていました。

今後は自主トレーニングや日々の実践の中で確実な技術を身につけ、11月にはフィジカルイグザミネーションを活用して得られた患者さんの情報を分析する、いわゆるアセスメントを学ぶフィジカルアセスメント研修Ⅱへと繋げていきます。

 

 

 

 

  • 呼吸器系の演習時、聴診部位を確認している様子
    呼吸器系の演習時、聴診部位を確認している様子
  • 脳神経系の演習時、瞳孔所見をみている様子
    脳神経系の演習時、瞳孔所見をみている様子
  • シミュレーターを用いて12誘導心電図を演習している様子
    シミュレーターを用いて12誘導心電図を演習している様子
  • 循環器系のデモンストレーションの様子
    循環器系のデモンストレーションの様子

口腔ケア研修終了

研修 2017.09.14

口腔ケア研修行いました

 

 712日、19日に発達レベルⅠの看護師を対象に集合研修を行いました。摂食・嚥下障害看護認定看護師を講師に迎え、研修者が日ごろの口腔ケアの手技を見直し、観察のポイントを学ぶことが出来ました。地域がん診療連携拠点病院として、口腔のアセスメントは重要です。研修後のアンケートで「口腔ケアの目的と必要性が理解できた。」「OAG(口腔アセスメントガイド)を使って正しく評価することの大切さを学べた。」「根拠を持って正しい手技で行うことの重要性を学べた。」という意見を頂きました。

 

 

 

リラクセーション研修終了

研修 2017.09.14

リラクセーション研修行いました

 

 今年も新採用者を対象にリラクセーション研修を行いました。内容は、リエゾン精神看護専門看護師による「メンタルヘルスのセルフケアについて」の講義、臨床心理士による「マインドフルネスの紹介」です。6月は祭日もなく、疲れや心身のストレスも溜まってくるころです。そのため、毎年この時期に研修を計画しています。マインドフルネスは、最新の脳科学で「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」などの効果が実証されている手法です。マインドフルネスのなかの「瞑想」を実際に体験してみると、研修者の中には心地よさのあまり本当に眠ってしまう人もいて、終始和やかでリラックスした雰囲気の研修でした。研修終了後にはあちこちで談笑する研修者の姿があり、久しぶりに同期が集まって励ましあう場ともなりました。

 

 

 

Copyright © Keio University. All rights reserved.本サイト掲載文章および写真の無断転載を禁じます。