学会
2023年度の実績
日本看護学会(日本看護協会主催学会・学術集会)参加者:50名
学会名 | 参加人数 | 学会名 | 参加人数 |
---|---|---|---|
第54回 日本看護学会学術集会 | 8 | 第29回 日本看護診断学会学術大会 | 6 |
日本看護学教育学会 第33回学術集会 |
6 | 第65回 日本小児血液・がん学会 第21回日本小児がん看護学会 |
2 |
第43回 日本看護科学学会学術集会 | 5 | 第38回 日本がん看護学会学術集会 | 12 |
第37回 日本助産学会学術集会 | 4 | 第27回 日本看護管理学会学術集会 | 1 |
自主研究の学会発表とテーマ
下記の表は左右にスクロールできます
学会名 | テーマ |
---|---|
第5回 日本在宅医療連合学会大会 | 医療機関における転倒リスク因子の探索的検討 |
第65回 日本婦人科腫瘍学会学術集会 | 当院での婦人科がん患者とその子供へのチャイルドライフスペシャリストを含めた多職種連携の取り組み |
第38回 日本環境感染学会学術集会 | NICUの感染対策を再考するーNICUにおける面会を考えるー |
現場の感染対策を高める戦略 感染対策ライセンス制度 | |
感染制御看護師が手指衛生改善に苦慮していた病棟に対して実践した取り組み | |
乳児室の交差感染予防のため患者前手指衛生遵守率を100%にする取り組み | |
(続報)当院のCOVID-19感染対策~標準予防策に基づいた個人防護具の使用~ | |
第27回 日本看護管理学会学術集会 | 研究成果を社会に発信!若手研究者の経験から学ぶ論文投稿推進セミナー |
急性期病院における看護補助者の心理的安全性に影響を与える要因の明確化 (第1報) |
|
急性期病院における看護補助者の心理的安全性に影響を与える要因の明確化 ーチーム昨日における課題分析からー(第2報) |
|
第25回 日本褥瘡学会学術集会 | 当院における尾骨部に発生する褥瘡患者の特徴 |
第28回 日本糖尿病教育・看護学会学術集会 | 遠隔診療モニタリングシステムを活用したオンライン看護面談を行った一事例 |
第22回 日本遺伝看護学会学術大会 | 遺伝性ATTRアミロイドーシスの家族間コミュニケーションの促進による遺伝情報の共有 |
大学病院に勤務する看護職のがん遺伝/ゲノム医療の取り組み | |
第61回 日本癌治療学会学術集会 | 遺伝性乳癌がん・卵巣がん症候群(HBOC)患者に対する親の役割葛藤の理解 ~Child Life Specialist(CLS)を通じた子どもたちへの支援~ |
AYAがん患者の家族を支える | |
第54回 日本看護学会学術集会 | 天疱瘡・類天疱瘡患者の療養生活におけるニーズ:質的研究 |
第36回 日本総合病院精神医学会総会 | 大動脈弁狭窄症に対する系統的スクリーニングと同意能力評価の効果 |
第25回 日本救急看護学会学術集会 | 院内トリアージで低緊急と判断された成人患者のアンダートリアージの傾向 |
第43回 日本看護科学学会学術集会 | 脳死患者の臓器提供の判断を行う家族への救急・集中治療領域の看護師の関わり |
集中治療室の長期滞在を余儀なくされた心臓手術患者の回復を目指した看護ケア | |
第36回 日本外科感染症学会総会学術集会 | 一般・消化器外科手術部位感染対策によるMRSA対策~当院における6年間を振り返って~ |
一般・消化器外科病棟看護師の創傷管理能力習得に向けた取り組み~手術部位感染対策チームの成果と課題~ | |
第57回 東京都看護協会看護研究学会 | 保存期腎不全患者に対する重症化予防のための取り組み |
第38回 日本がん看護学会学術集会 | 在宅で安全なポート管理及び抗がん剤投与管理に向けた治療共有ツールとシステム開発に関する研究 |
子育て中のがん患者と家族・子どもへの支援~withコロナの中で、改めて大切なものについて考える~ | |
第51回 日本集中治療医学会学術集会 | 院内トリアージで低緊急と判断された成人患者のアンダートリアージに関連する要因 |
第29回 日本災害医学会総会学術集会 | 災害拠点病院における院内災害訓練の報告~当院における3年間の取り組み~ |
日本整形外科学会
骨・軟部腫瘍学術集会

AYA世代である骨軟部腫瘍の父親を支える看護
親が病気の際に、家族である子どもは大きな不安やストレスを抱えながらも、最もケアが見落とされがちな存在の1つです。私は、2人の学童期(長男小6、次男小1)の子どもをもつAYA世代の骨軟部腫瘍の父親を支える看護を経験しました。社会的役割を多く担い、特に小さな子どもを持つ親世代が、片腿の付け根から切断する骨盤半裁というこれまでの生活や価値観を一変させる経験を乗り越えていくには、早期から家族全体を包括的にケアしていく必要があります。親の危機的状況を感じた子どもは、不登校や円形脱毛症を発症しました。子どもに適切な言葉とタイミングで状況を伝え、親の闘病に参加してもらうことで、子どもなりの危機的状況を乗り越える力を引き出せたことが、患者さんの親としての役割葛藤を支え、闘病意欲につながったと考えます。患者さん、ご家族の今後の生き方まで医療者が共に具体的に考えるプロセスを辿ることは、新たな生き方や価値観の獲得につなげる医療の大きな役割の1つだと考えます。