学会
2024年度の実績
日本看護学会(日本看護協会主催学会・学術集会)参加者:38名
| 学会名 | 参加人数 | 学会名 | 参加人数 |
|---|---|---|---|
| 第55回 日本看護学会学術集会 | 3 | 第30回 日本看護診断学会学術大会 | 7 |
| 日本看護研究学会 第50回学術集会 |
3 | 第66回 日本小児血液・がん学会・ 第22回日本小児がん看護学会 |
4 |
| 第44回 日本看護科学学会学術集会 | 8 | 第39回 日本がん看護学会学術集会 | 8 |
| 第38回 日本助産学会学術集会 | 2 | 第38回 日本手術看護学会 | 2 |
| 第28回 日本看護管理学会学術集会 | 1 |
自主研究の学会発表とテーマ
下記の表は左右にスクロールできます
| 学会名 | テーマ |
|---|---|
| 第38回日本小児ストーマ・排泄・創傷管理研究会 | 幼児期後期から学童期前半の女児の自己導尿導入時の心理的支援と課題 ~2症例を経験して~ |
| 第39回日本環境感染学会総会・学術集会 | CDIの感染対策に関する評価 下痢症状サーベイランスの実施を通して |
| 第23回日本遺伝看護学会学術大会 | 希少疾患の小児の遺伝学的検査により強い苦痛を示した親に関する事例検討 |
| 第55回日本看護学会学術集会 | がん薬物療法室におけるオリエンテーション ―標準化と時間短縮に向けた動画導入― |
| 第47回日本死の臨床研究会年次大会 | 高齢、独居、身寄りがない経済的困窮を抱えたがん終末期患者のACP |
| 第31回小児集中治療ワークショップ | 小児ICUにおけるエビデンスに基づいた口腔ケアの実装 ―経口挿管患者のVAP予防― |
| 第37回日本外科感染症学会総会学術集会 | 手術室看護師による感染対策の教育方法 ―ラビング法の徹底- |
| 一般・消化器外科病棟看護師による創傷管理能力向上のための取り組み | |
| 手術部位感染対策チーム活動を通した一般・消化器外科病棟看護師の役割 ~退院後も創傷管理が必要となる患者への取り組み~ |
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| 第21回日本循環器看護学会学術集会 | 壮年期の難治性心不全患者に対する終末期のアドバンス・ケア・プランニング (ACP) |
| 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会 | 血液透析導入時に腹膜透析への治療変更を希望した患者への支援 |
| 第26回日本救急看護学会学術集会 | 救急外来で侵襲的処置を受ける子どもの小児医療外傷性ストレス予防のための取り組み |
| 第22回日本小児がん看護学会学術集会 | 特殊なケアを要する大量化学療法を受ける子どもへのプレパレーションの実践 |
| 第39回日本がん看護学会学術集会 | 妊孕性喪失を伴う子宮体がん治療に対するAYA世代リンチ症候群患者の意思決定を支えるがん看護CNSと遺伝看護CNSの連携 |
| がん患者の親をもつ思春期の子どもへの支援と課題 -TEENsセミナー開催を通して- |
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| 第47回日本造血・免疫細胞療法学会総会 | 同種造血幹細胞移植患者における口腔粘膜障害予防としての口腔ケアの実施に関連する要因の探索:後ろ向きカルテ調査 |
| 第30回日本災害医学会総会・学術集会 | 災害リンクナースが自部署で災害対策訓練を実施するために ~机上訓練パッケージの考案~ |
| 被災地の福祉施設の避難に関わる促進要素と阻害要素 | |
| 第52回日本集中治療医学会学術集会 | 当院における術後疼痛管理チームの取り組みと当院の課題 |
第37回日本外科感染症学会
総会学術集会
創傷管理における看護師の育成や
チーム作りに励みたい
私は、一般・消化器外科の医師・看護師、感染制御部らで構成されるSSI対策チームに5年間参加しています。毎年病棟のSSI症例を振り返り、成果と課題をチーム会議で報告し、他職種から受けたフィードバックを病棟に還元することで、自部署の創傷管理能力の向上に努めています。この取り組みを通して、病棟看護師が創傷管理への意識を持って質の高い医療を提供することを目指しました。
今回、表層SSI、臓器・体腔SSIを併発した、認知機能低下がある患者さんの症例を用いて病棟看護師の役割を考察しました。本事例では、看護師が早期に創部の異常を発見し、医師と協働して創傷管理を行い、患者さんの個別性に合わせた創傷管理指導を行ったことで早期治癒につなげることができました。このことから、看護師は医療チームの一員として創傷管理の知識を持ち、多職種をコーディネートする役割があると考えます。今後も、創傷管理における看護師の育成やチーム作りに励みたいと考えています。