看護部について ABOUT
看護部の理念・基本方針
看護部は1999年に作成した理念・目標に基づいて組織運営を行ってきました。この20年間で外部環境・内部環境は大きく変化しています。慶應看護は2018年に100年を迎え、2020年には病院開院100年を迎えています。そこで、看護部の理念・目標を改め、次の100年へ新たな一歩を踏み出し、慶應看護の未来に繋ぎます。
【看護部の理念】
私たちは、「患者を尊重し、
患者のQOLを高める看護実践」を通して、
大学病院の社会的役割遂行に協働します
【基本方針】
- 私たちは、チーム医療の中で切れ目のない患者中心の看護を提供します
- 私たちは、高い倫理観を持ち自ら考え行動する看護師を育成します
- 私たちは、お互いの看護観を認め共に成長できる環境を築きます
【教育の理念】
自律したジェネラリスト・
ナースの育成
求める看護師像
高度急性期医療の
現場で活躍できる
ジェネラリスト・ナース
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慶應義塾大学病院では、高度急性期医療に対応できる臨床実践能力の高いジェネラリスト・ナースを育成しています。ジェネラリスト・ナースとは、いかなる領域・対象(急性期・慢性期・回復期・末期・疾患・年齢など)においても基本となる看護の知識・技能を応用し役割を発揮できる看護師です。
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キャリア開発モデルである「慶應看護師の発達モデル」や「キャリアパス」を用いて、看護師の成長プロセスやキャリアの道筋を示し、看護師一人ひとりがキャリアビジョンを描けるよう支援していきます。そして、チーム医療の要として患者さんのQOLを高め、社会貢献できる自律した看護師の育成を目指しています。
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ジェネラリスト・ナース育成のために、一人ひとりに合った教育・支援を行います。個人の強みを伸ばしながら、不足している部分を補っていくことを基軸に、発達レベルに応じて様々な研修プログラムが用意されています。
看護部の歩み
1918 大正7年 | 医学科付属看護婦養成所開設 |
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1920 大正9年 | 慶應義塾大学病院開院 医学部付属看護婦養成所改称 |
1950 昭和25年 | 慶應義塾大学医学部附属厚生女子学院改称 |
1958 昭和33年 | 基準看護創設/看護体制を中央化 補助婦(看護助手)を導入 |
1962 昭和37年 | 看護部にクラーク導入 |
1971 昭和46年 | チームナーシング導入 |
1973 昭和48年 | 病院にボランティア導入 |
1977 昭和52年 | 看護部海外研修制度導入 |
1988 昭和63年 | 慶應義塾看護短期大学開設 |
1990 平成2年 | プライマリーナーシング導入 医学部付属厚生女子学院閉校 |
2001 平成13年 | 慶應義塾大学看護医療学部開設 |
2002 平成14年 | 慶應チームナーシング導入 |
2003 平成15年 | 慶應義塾看護短期大学閉校 |
2005 平成17年 | 大学院健康マネジメント研究科(修士課程)開設 |
2007 平成19年 | 大学院健康マネジメント研究科(博士課程)開設 |
2011 平成23年 | 医療3学部(医看薬)による合同教育開始 |
2018 平成30年 | 慶應看護100年 |
2020 令和2年 | 慶應義塾大学病院 開院100年 |