新人看護師インタビュー
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Aさん 手術・血管造影センター
慶應義塾大学卒業 -
Bさん 5N(脳神経内科・腎臓内科・内分泌科・膠原病科・眼科病棟)
慶應義塾大学卒業 -
Cさん 9B(消化器科病棟)
駒沢女子大学卒業 -
Dさん 6A‐1(小児科病棟)
福岡大学卒業 -
Eさん 4C(HCU)
北里大学卒業
Aさん | 「当院での実習を通して、看護師が多職種と共に支え合って医療を提供している様子が伝わり、コミュニケーションが円滑で、雰囲気の良い環境に魅力を感じて入職しました。新人教育についても、一人ひとりの経験や習熟度に応じて学ぶことができるため、自分から積極的に学ぶことで、大きく成長できるのではないかと期待したことも入職の一つの理由です」 |
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Bさん | 「当院は高度な医療の提供や開発に取り組んでおり、入職することによって看護師としての研鑽を積み、看護の道の先導者として看護や医療の未来に携わることができると考えました。また、就職先を決めるのに重視したのが、新人看護師の教育体制です。発達モデルを用いた当院の教育体制は、新人の個別性を重視しており、教育環境が充実している点にも魅力を感じました」 |
Cさん | 「患者さんの置かれた状況や感情、ニーズを考え、行動できる看護師になるために精進したいと考えています。オンラインのインターンシップに参加し、当院の新人看護師が同僚とおすすめの参考書を持ち寄って勉強会を開いて学習していることや、明確な目標を持って日々励んでいることを知り、新たな視点や刺激を得ながら、看護の知識や技術を積極的に学んで成長できる環境だと感じて入職しました」 |
Dさん | 「就職先を東京の病院にしたのは、今なら自分にエネルギーがあって、知らない土地でも挑戦できると考えたからです。当院は3交代制なので、時間を決めて集中して物事に取り組みたい自分に適していると思いました。また、季節休暇として長期で休みを取りやすく、しっかりとプライベートの時間を確保することができ、オンとオフを切り替えてリフレッシュできるところも魅力だと思います」 |
Eさん | 「看護は多くの人の相互作用から成り立っているものであり、医療チームの一員として、患者さんの社会・身体・精神面など全体を通して、個別性に応じた看護をしたいと考えています。当院の看護部は、『ジェネラリスト・ナースの育成』という教育理念を掲げており、さまざまな経験から知識や技術を学び、看護師として、1人の人として、大きく成長できると考えました」 |

一人ひとりの経験や習熟度に応じて学べるので、自分のペースで積極的に学ぶことができ、大きく成長できる病院だと思い、志望しました。
Aさん | 「配属された手術・血管造影センターでは、新人に対してプリセプターが1か月ごとに振り返りを行って各人の改善点などを確認してくれます。手術前には、手術を担当する先輩看護師と手術展開マニュアルで分からないこと、不安なことを共有し、サポートを受けながら手術に臨んでいます。細かくフィードバックをもらえるので、基礎を固めることができていると思います」 |
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Bさん | 「コロナ禍の影響で大学での演習や実習が制限され、自分の看護技術に自信がない部分がありましたが、研修で丁寧に指導してもらい自信が付きました。業務終了後には自主参加のトレーニング研修があり、強化したい看護技術を指導者に教わりながら練習しています。病棟でも先輩看護師が現場での看護実践を優しくサポートしてくれ、そのおかげで着実にできることが増え、成長を感じています」 |
Cさん | 「院内研修では、『看護過程とフィジカルイグザミネーション研修』での学びが、現在も非常に役立っています。事例を挙げながら、問診で聞く順序や診るポイントや、情報をどのように収集するかをグループワークで実践し、指導者の先輩看護師からフィードバックをもらい、また先輩が心がけていることを聞くことができました。すぐに病棟で実践できたので、とても有意義な研修でした」 |
Dさん | 「研修では臨床指導ナースの方が付き、より実践的な知識とスキルを増やすことができています。プリセプターの方は、1年目の看護師には何が必要なのかよく見て考えてくださり、成長できるようにサポートしていただいています。また、私が不安に思っていることや分からないことに対して、一緒になって親身になって考え、的確なアドバイスをいただけるので、心強く尊敬できる存在です」 |
Eさん | 「全体研修ではグループワークが多く、同期と意見交換をしながら実際に使用する物品を使用して練習できるため、実践で非常に役立ちました。他部署の同期と仲良くなる良い機会でもあります。プリセプターの方は積極的にコミュニケーションを取ってくださり、技術や知識の指導だけでなく、悩みごとや困っていることにも親身に相談に乗ってくださる、身近な頼れる存在です」 |

研修では3~4人のグループに1人の指導者が付き、技術へのフィードバックから質問・疑問への対応まで丁寧に教わりました。
Aさん | 「手術・血管造影センターでは、主に器械出し業務を行っています。手術の手技や器械は学生時代に学んでいないものも多く、覚えることばかりで毎日大変ですが、先輩看護師にサポートしていただき、同期と情報共有しながら支え合って努力しています。自立してできる手術が少しずつ増え、分からなかったことが徐々に分かるようになってきたことを実感し、成長を感じています」 |
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Bさん | 「ADL動作の介助や病棟内でのリハビリ、配薬、点滴、眼科の手術出しや入退院に関する多岐にわたる業務を、患者さん一人ひとりに合わせて実施しています。受け持ち患者さんのADLが向上し、患者さんが自分でできることが増え、ケアに対して、『ありがとう』と言われたときにやりがいを感じます。日々の業務を行ううえで大きなモチベーションになっています」 |
Cさん | 「バイタル測定や問診、点滴交換、内服管理、清潔ケア、術前処置や手術の送り出し、術後の全身の経過観察などを行っています。また、退院後に患者さん自身が創部洗浄や内服管理を行えるよう支援するのも大事な業務です。患者さんの回復が何よりも私のやりがいで、退院された患者さんが病棟まで会いに来てくださり、『ありがとうございました』と伝えてくださったときはとてもうれしかったです」 |
Dさん | 「小児科病棟の乳幼児や学童期、青年期の子どもたちを2~3人受け持ち、輸液交換や配薬、清潔ケア等を行っています。先輩の後ろについて介助するだけだったのが、自立してできる看護技術が増え、子どもたちが笑顔を見せてくれたり、手を振ってくれたりするとやりがいを感じます。子どもたちが治療と向き合い頑張っている姿を見て、『自分もがんばろう』と励まされています」 |
Eさん | 「HCUで1~2人の患者さんを受け持ち、情報収集、点滴交換、配薬、清潔ケアなどを行っています。手術直後や重症度の高い患者さんが多く、ケアの工夫や、的確な観察とアセスメントが非常に重要で、日々多くのことを学んでいます。忙しい毎日ですが、心強い同期と優しい先輩看護師の方々に支えられ、できなかったことができるようになったときは、非常にやりがいを感じます」 |

退院後に患者さん自身で創部の洗浄や内服管理ができるように支援しています。退院した患者さんが外来受診日に会いに来てくださることもあり、やりがいを感じています。
Aさん | 「オン・オフの切り替えを心がけて、心身のリフレッシュに努めています。休日には幼い頃から続けているダンスをしたり、大学時代の友人と楽しい時間を過ごしたりしています。家でドラマを観てのんびり過ごし、美味しいものを食べてリフレッシュすることもあります。また、時間を決めて手術の予習・復習をし、次の週の手術に備えるようにしています」 |
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Bさん | 「寮の立地が良いので新宿・渋谷・池袋などに出かけやすく、ショッピングや街を散策して過ごすことが多いです。同期のナースマンたちとは仲が良く、休日や仕事終わりに都内のラーメン屋を開拓するのがブームです。自宅では日々の業務の振り返りや仕事で分からないことを調べるなど、学習に時間をあて、オンとオフを切り替えて仕事に集中できるように心がけています」 |
Cさん | 「休日はしっかりと身体を休めるように心がけています。実家に帰って家族と会話したり、愛犬と散歩をしたりゆっくり過ごしています。同期のスイーツ好きの友人と、病院周辺の気になるカフェ巡りや一緒に勉強をすることもあります。新社会人として頑張っている学生時代の友人と会い、他愛のない話で盛り上がることも、『次に会うまで頑張ろう』と仕事に取り組む原動力になっています」 |
Dさん | 「仕事が終わって帰宅すると何もしたくないので、寮の部屋が乱れがちです。部屋が荒れると心も落ち込むので、休日は部屋を掃除して整理整頓し、気持ちをスッキリと整えています。長期休暇をしっかり取れるので、今年の夏休みは実家へ帰りました。母の手料理をいっぱい食べて、母と遠出し、高校時代の友人にも会って休みを満喫しました。心身ともにリフレッシュできたので、また頑張って仕事に取り組もうと思っています」 |
Eさん | 「寮の部屋でサブスクリプションを利用して好きなアニメや映画を観たり、ゲームをしたり、のんびりと過ごしています。最近は母の影響で観葉植物を育てることに熱中しており、一生懸命育ててきた観葉植物が大きく成長しているのを見ると、とても癒されます。寮は立地が良く便利な環境です。周辺を散策し、お気に入りのカフェでゆっくりと過ごすこともあります」 |

寮は立地が良く、どこへ出かけるにもアクセスは抜群です。休日は仕事から完全に離れて、買い物や寮の部屋でゆっくり過ごしています。
Aさん | 「これから今以上に難しい手術を担当することになり、早ければ秋頃から外回り業務も始まります。先輩看護師と事前に勉強し、安心安全に手術を行えるように、より一層心を引き締めていきます。手術は患者さんにとって不安が大きい一大事です。患者さんと関わる機会も増えるので、コミュニケーションを通して不安を緩和できる看護師になれるよう、努めていきます」 |
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Bさん | 「所属する病棟は複数の診療科で構成されており、幅広い疾患を扱っています。患者さん一人ひとりに合った看護を展開できるようになりたいので、病態やそれに応じた勉強を継続していきます。少しずつ病棟業務にも慣れてきたので、今後も看護技術を着実に習得し、業務に主体的に取り組んで、患者さんにとって安全安楽なケアを追究する看護師を目指していきたいと考えています」 |
Cさん | 「患者さんに起きている変化の原因は何か、自分自身で必要な情報を取り、的確にアセスメントできるようになりたいです。そのために、解剖や病態生理についてさらに学びを深めていきます。また、自分の考えを積極的に先輩看護師に伝えることを大切にしながら、疑問は素直に聴き、苦慮していることは先輩看護師からアドバイスをもらい、さまざまなことを吸収して自分の力を高めていきたいです」 |
Dさん | 「疾患や治療薬などの正しい知識と確実な看護技術を身に付け、安全な看護を提供するとともに、発達段階に応じた関わり方により、子どもの不安や負担を軽減できるように努めたいです。家族の疑問や不安に寄り添った精神的なサポートを行い、安心していただける看護の提供を目指しています。今後も働く中で自分のやりたいことを見つけて挑戦しつつ、自分の心と体の健康を大切にして、元気に看護を行っていきます」 |
Eさん | 「HCUにはさまざまな疾患の患者さんがいるので、積極的に自己学習に努めて知識を養い、病態生理と根拠に基づいた観察・アセスメントできる力を身に付け、患者さんの個別性に合った看護を提供していきたいと考えています。自己の力をしっかりと伸ばし、先を見据えて積極的に行動できるようになり、病棟のメンバーの一員として役に立てるような看護師になりたいです」 |

日々の勤務や自己学習を通して、病態生理や根拠のあるアセスメント力を身に付け、患者さんの個別性に合った看護を提供したいです。