臨床指導ナース育成研修者の紹介
2019年度の臨床指導ナース育成研修が5月からスタートしました
研修の前半では、本学看護医療学部の教員を中心に、2ヶ月間の講義・演習を行いました。ここでは、臨床指導ナースに求められる知識・技術・態度について学びました。受講者たちは、これまで自分が臨床で行なっていた指導を振り返り、今後の指導にどのように活用するか考える機会となっています。後半はフィジカルアセスメント研修やプリセプター研修にインストラクターやファシリテーターとして参加し、さらに実践的な研修になります。
今年度の受講者は2名です。すでに部署での看護実践や教育において中心的な役割を発揮していますが、より理論的知識や根拠に基づいた教育を現場で行うというそれぞれの目標に向かって、本研修に参加しています。
Kさん(看護師)/ 血液内科病棟 (19年目)
呼吸・環器内科病棟、形成・整形・消化器外科混合病棟、救急外来を経験し、現在は血液内科病棟で勤務しています。他職種と連携しながらチームで患者の希望を支えたいと奮闘する中で、人材育成の重要性を実感しています。臨床指導ナース育成研修を受け、後輩の皆さんの可能性や強みを引き出し、専門職業人としての成長を促す教育力を高めたいと思います。私自身も共に学び看護の魅力を伝えられるように成長していきたいです。
Nさん(看護師)/ハイケアユニット (11年目)
私は入職し耳鼻科・リウマチ内科の混合病棟に配属されました。その後は集中治療病棟に配属され、急性期看護の学びを深めています。入職時から多くの先輩方に支えられながら看護の楽しさ、難しさを学んでいます。今回は指導とは何かを学び、そのスキルを身につけ、看護の魅力を伝えられるような指導ができるようになりたいです。そして、後輩と一緒に考え、悩み、喜びを共有し、共に成長できるような指導者になりたいです。