ファーストエイド実技コースを実施しました
2013年度から、日本救急看護学会認定 ファーストエイド実技コースを開催しています。今年度は、第2回を2014年11月22日、第3回を2015年1月31日に当院クリニカルシミュレーションラボで開催しました。受講生は、広く神奈川県や千葉県、埼玉県など、2回の開催で11施設から39名が参加しました。インストラクターは主に救急看護認定看護師が担い、12施設から12名が参加、協力してコース運営を行いました。
このコースは、救急・急変時に適切な緊急・応急処置ができる看護師の育成が目的となっています。成人の内因性の症状、外傷、小児や妊婦など4つのモジュールで構成され、4グループに分かれて各シナリオに沿って演習を行います。受講生1名が看護師役となり日頃の行動や事前学習を意識しながら患者対応を実践します。また、他の受講生が患者役を演じるのですが、真に迫った演技で臨床現場さながらとなります。演技をしたり、笑ったりしているうちに、受講生の緊張がとけていきます。活発な意見が出され、皆活き活きとした明るい表情でした。
このコース開催は、当院医学部や看護部の支援と、シュミュレーションラボの管理人の協力で成り立っています。また他施設間との交流ができる貴重なコースであり、その経験が受講生の貴重な体験となると感じています。今後も続けていきたいと思います。