平成27年度フィジカルアセスメント研修Ⅲ終了
フィジカルアセスメント研修Ⅰ・Ⅱからのさらなるステップアップを目指し、フィジカルアセスメント研修Ⅲを実施しました。
概要
フィジカルアセスメント研修は、段階的にフィジカルイグザミネーションを習得し系統的に学習ができるように3回構成となっており、フィジカルアセスメント研修Ⅲはその集大成となっています。
※フィジカルアセスメント研修Ⅰ・Ⅱについては、TOPICS「【研修】平成26年度フィジカルアセスメント研修Ⅰ・Ⅱ(新人看護師対象)を実施しました」をご参照下さい。
●研修日時:平成27年4月23・24日 8:00~16:30
●場所:テルモ メディカルプラネックス
●目標:
1.統合的にフィジカルアセスメントができる。
2.フィジカルアセスメントの結果から、患者の看護援助を見出すことができる。
3.患者に安全な静脈注射の技術が提供できるようスキルの確認ができる。
●研修者:慶応看護師の発達モデル レベルⅠ看護師 101名
●指導者:教育委員会の主任、CN・CNS、臨床指導ナース、
研修の様子
研修はフィジカルアセスメント演習、記録演習、静脈演習の3つで構成された体験学習となっており、研修者たちは臨床現場に近い環境で現場に即した専門性の高い指導を受ける事で、より実践につながる学びを得ることができました。そして、フィジカルアセスメント研修Ⅰ・Ⅱで習得したフィジカルイグザミネーションやこれまで積み重ねてきた臨床での経験を活用し、主体的に演習に取り組んでいました。
研修後には、「実際の現場と同じような状態で演習を行うことができ、患者さんを捉える視野が広がった。」「看護師の責任と役割を再確認する機会となり、自己の課題が明確になった。」「指導者から、臨床の場での経験を踏まえたアドバイスをいただけたことでより学びが深まり、自分の今までの看護を振り返る機会にもなった。」といった声が研修者より聞かれ、研修を通して新たな課題が明確になったと同時に、これからの自信にもつながったようです。