臨床指導ナース(2015年受講者)
平成27年度の臨床指導ナース育成プログラムが、5月からスタートしました
プログラムの前半では、本学看護医療学部の教員を中心に、2ヶ月間の講義・演習を行いました。ここでは、臨床指導ナースに求められる知識・技術・態度について学びました。受講者たちは、ディスカッションにも積極的に参加し、これまで自分が臨床で行なっていた指導について、理論と結びつけながら学びました。
今年度の受講者は5名です。すでに部署での看護実践や教育において中心的な役割を発揮していますが、より理論的知識や根拠に基づいた教育を現場で行うというそれぞれの目標に向かって、本プログラムに参加しています。
(※職位、所属、経験年数については、2015年9月1日時点のものです。)
岡田 幸子(看護師)/共用床 個室(3号館南棟6階病棟)/看護師12年目
耳鼻咽喉科、リウマチ内科の病棟を経験後、内科系混合病棟に勤務しています。幅広い知識や技術を必要とされる現場で質の高い看護を提供していくには、スタッフ同士のコミュニケーションが重要だと痛感している毎日です。この研修を通して教育的関わりについての様々なスキルを身につけ、後輩に看護の楽しさを伝えながら、一人ひとりが役割意識を持っていきいきと働ける職場づくりに貢献していきたいと思います。
高瀬 晴臣(看護師副主任)/呼吸器外科・混合床(1号棟3階HCU病棟)/看護師9年目
他院の救命救急センターに4年間勤めた後、当院の内科病棟を6年間経験し、2年前からHCU併設の呼吸器外科・混合床で勤務しています。
「人間的成長なくして、技術的進歩なし」
これは野村克也氏が野球における人材育成について語った言葉ですが、看護という仕事にも通じる言葉だと思っています。臨床指導ナース育成プログラムを通して、後輩の人間的成長もサポートできるような指導者になっていきたいと思っています。
大杉 美香(看護師)/呼吸器クラスター(1号棟3階病棟)/看護師18年目
内科系2病棟、救急外来、外科系2病棟をローテーション後、2年前より新設された呼吸器クラスター病棟で勤務しています。
臨床指導ナース育成プログラム受講を通して新たな知識や経験、仲間が得られることを光栄に思い、とても楽しみにしています。知識や技術の指導のみでなく、看護の楽しさや達成感を後輩とともに感じ喜び合うことができる指導者になれるよう、看護者として、人間として成長したいと思っています。
村本 寿枝(看護師)/消化器クラスター・整形外科(2号館10N病棟)/看護師32年目
外科系を2病棟経験後、子供を二人育てながら10年間外来勤務、その後泌尿器科病棟に戻り、7年前から消化器と整形の混合病棟で勤務しています。今回、臨床指導ナース研修で学んだ教育方法やコーチング技術を活かし、後輩に看護の魅力を伝えていくとともに、一人一人の良さを伸ばし考える力をつける関わりができるようになりたいと思います。その関わりの中で自己の成長も出来るように頑張りたいと思います。
渡邊 千絵(看護師)/看護教育指導室/看護師 20年目
内科系病棟を2病棟、外科系病棟を1病棟、救急部外来のローテーションを経て、3年前より看護教育指導室の配属になっております。
臨床指導ナース育成研修を受講し、後輩看護師、看護学生に経験知を大切にしながら、根拠に基づいた指導を行えるようにしていきたいと思います。看護師が楽しく元気に働くことができる職場環境になるように私も努力していきたいと考えています。