看護部からのお知らせ INFORMATION

平成27年度フィジカルアセスメント研修Ⅰ終了

概要

 フィジカルアセスメント研修では、新人看護師が患者を看護の視点で観察して看護問題を捉え、ケアを実践する力を伸ばしていくことを目的とし、フィジカルイグザミネーションを習得し系統的に学習できる研修が段階的に組まれています。その最初の研修となるフィジカルアセスメント研修Ⅰでは、フィジカルイグザミネーションの「技術」の習得を目標とし実施されました。

●研修日時 : 平成27年9月8・9日 12:30~16:30
場所 : 孝養舎3階 実習室
目標 : 

専門領域の知識を活用し、正しいフィジカルイグザミネーションの方法がわかる。
1.フィジカルアセスメントに必要な知識がわかる。
2.正しいフィジカルイグザミネーションの方法がわかる。
研修者 : 平成27年度新採用者看護師・助産師 93名
指導者 : 教育委員会主任、専門看護師・認定看護師、臨床指導ナース

  • フィジカルアセスメント研修の流れ
    フィジカルアセスメント研修の流れ

研修の様子

研修は循環器系・呼吸器系・脳神経系・消化器系の各領域について、講義→デモストレーション→演習という流れで構成されています。演習では指導者のデモストレーションを参考に研修者同士で実際にフィジカルイグザミネーションを行なったり、シミュレーターを活用して副雑音の聴取や瞳孔の異常所見の確認などを行ないました。
研修者は、事前にi-podRを用いて各領域のフィジカルイグザミネーションの手技や流れについて動画で確認したり、事前課題に取り組んでから研修に臨みました。また教育委員会の主任や専門看護師・認定看護師、臨床指導ナースからの指導により、現場に即した専門性の高い技術や知識を得ることができました。
研修者からは「シミュレーターを使用することで、普段経験することができない所見を確認でき、イメージが付きやすくなった」「いつも不安に感じていたフィジカルアセスメントの技術について指導者が丁寧に指導してくれたことで、理解や自信につながった。」「復習をして経験を重ねていきたい。」といった声が聞かれ、研修を通して新たな課題が明確になったと同時に、自信にもつながったようです。

  • シミュレーターで呼吸音を確認
    シミュレーターで呼吸音を確認
  • 研修者同士での演習
    研修者同士での演習