2025年度新人看護師対象の研修が始まりました!
新採用者140名を迎え、新年度がスタートしました。
同時に、新人看護師対象の研修も始まりました。
この時期の新人看護師対象の研修は、業務上すぐに必要な知識や技術を集中して学びます。研修後には自主トレーニングの場を設け、技術を確実なものとするために練習します。そしてOJTで先輩看護師の見守り下で患者さんに実施し、アドバイスをもらいながら技術の精度を高め、根拠に基づいた安全な技術が提供できるようにしていきます。
今回は4月に開催した研修の一部をご紹介します。
内服と点滴業務を学ぶ研修「基礎看護技術Ⅰ研修」では、実際の薬や資材を用いて、現場に近い状況で研修をしています。この研修では、今年度プリセプターの役割を担う先輩看護師が指導をしてくれました。先輩看護師たちは事前に「新人看護師に技術を教えるための研修」を受けてから参加しています。
「基礎看護技術Ⅱ研修」は、吸引や血糖測定、インスリン注射、ポジショニング、導尿など基本となる技術を習得します。この研修では認定看護師が講師となり、臨床指導ナースが指導者として参加しています。ポジショニングや寝衣交換では当院で推進しているユマニチュードRの技法を取り入れながら練習をしました。 「救急時の看護研修」では、救急時に必要な看護を学ぶとともに、救急科医師指導の下、慶應BLSプロバイダーコースを修了しました。
新人看護師はこれからも集合研修で段階的に学び、各部署でのOJTで先輩看護師に指導を受けながら、より確実で安全な技術の習得、患者さんへの提供に向けて取り組みます。その新人看護師の成長を看護部全体で支援していきます。