学会奨励賞を受賞しました!
看護師のTさんが第38回日本小児救急医学会学術集会で「小児ICUにおける嚥下機能評価アセスメントシートの有用性」について発表し、学会奨励賞を受賞しました。
この発表は、2023年度アドバンス研修で取り組んだ内容をさらに進展させたものです。Tさんは、小児領域の嚥下機能に関するアセスメントツールがないことや経験則からの看護介入になりがちであったことを問題としてとらえ、客観的に評価できる指標の作成に取り組みました。積み重ねてきた症例を、医師や小児専門看護師、摂食・嚥下障害看護認定看護師、言語聴覚士など多職種を巻き込みながら分析し、「小児嚥下機能アセスメントツール」が作成されました。子どもたちの嚥下機能の評価が正しくされ、根拠に基づいた看護介入につながる取り組みが院内外で高く評価されました。