救急時の看護研修終了
救急時の看護研修終了のお知らせ
概要
救急時の看護研修は、新採用者の夜勤業務が開始となる5月に、救急時の看護師の役割と行動を理解しBLSが実践できることを目的として開催されました。
- 研修日時 : 平成29年5月17日(水)
- 場所 : 孝養舎3階 実習室
- 目標 : 1.急変時の看護師の役割と行動を理解することができる
- 2.BLS(AEDを含む)を実践できる
- 研修者 : 平成29年度新採用者看護師・助産師 110名
研修の様子
研修は、グループワーク①、講義、デモストレーション、演習、グループワーク②という流れで構成されています。
患者さんはいつ急変するかわかりません。看護師の人数が少ない夜勤帯においても、迅速に対応する必要があります。
研修者はグループワーク①で、急変患者の第一発見者として、新人の自分でもできる行動を考えます。講義で知識の確認をした後は、インストラクターによる臨場感あるデモンストレーションを見学し、臨床の場面における急変患者の対応の流れをイメージします。そして演習で実際にBLSを体験します。インストラクターからフィードバックを受ける事で、正確なBLSの手技習得につなげることができました。
さらに、グループワーク②で蘇生チームの一員としての看護師の役割についてディスカッションを行い、チーム内での役割分担や、自分が行うべき具体的な行動を考えることができました。研修後には「チームの一員として救命の連鎖をつなげられるよう、知識、技術の復習に努めたい」「患者の救命に協同することはもちろん、他患者やご家族への配慮も忘れないようにしたい」「夜勤に入る前に、救急時の対応の流れを確認できてとても勉強になった」といった声があり、BLSの手技の習得はもちろん、看護師としての役割を考える機会にもなり、自己の課題も明確になったようです。
①BLS演習の様子
②インストラクターによるデモンストレーションの様子