看護部からのお知らせ INFORMATION

臨床指導 ナース(2016受講者)

平成28年度の臨床指導ナース育成研修が、5月からスタートしました

 

研修の前半では、本学看護医療学部の教員を中心に、2ヶ月間の講義・演習を行いました。ここでは、臨床指導ナースに求められる知識・技術・態度について学びました。受講者たちは、これまで自分が臨床で行なっていた指導を振り返り、今後の指導にどのように活用するか考える機会となっています。8月には学生実習指導を行いました。看護学生の特徴と個別性を踏まえ、指導を行い、学生が学びや実習の成果を実感できるような関わりが重要であることを改めて学びました。後半はフィジカルアセスメント研修やプリセプター研修にインストラクターやファシリテーターとして参加し、さらに実践的な研修になります。

 

今年度の受講者は5名です。すでに部署での看護実践や教育において中心的な役割を発揮していますが、より理論的知識や根拠に基づいた教育を現場で行うというそれぞれの目標に向かって、本研修に参加しています。

(※職位、所属、経験年数については、2016年9月1日時点のものです。)

神山 桂子(看護師)/消化器クラスター、整形外科(2号館10N病棟)/看護師21年目

皮膚科・歯科口腔外科・放射線科・リハビリ科の混合病棟を経験した後、耳鼻科外来、内視鏡センターを経て、現在は消化器クラスターと整形外科の混合病棟で勤務しています。このプログラムに参加し、よい環境と指導者がこれからの看護を支える人材育成に不可欠であることを学びました。専門職としてのやりがいを持ち、生き生きと役割を果たすことができるみんなの「居場所」を作れるような臨床指導ナースを目指したいと思います。

川田 悠介(看護師)/消化器クラスター(2号館9N病棟)/看護師12年目 

内科系1病棟をローテーション後、現在は消化器クラスター病棟で勤務しています。臨床指導ナース研修を受講し、学生やスタッフが看護実践や事例検討を通し、自身の看護を振り返り、個のモチベーションを高め、達成感ややりがいを感じられるように支援をしていきたいです。また私自身も、後輩のモデルとなれるように、やりがいを感じながら看護実践に取り組んでいきたいと思っています。

篠原 由利香(看護師)/共用床個室(3号館南棟6階病棟)/看護師14年目

胸部外科で11年の経験をした後、内科を中心としたあらゆる診療科を対象とした全個室の病棟で働いています。“指導をすることが楽しい”という思いから、自らが興味のある分野を活かし、院内での役割発揮をしたいと思い、臨床指導ナース育成プログラムを受講しました。自分の関わりによって学生や後輩が変化していく姿は嬉しいです。看護が楽しい、もっと学びたいと思える様な指導をしていきたいです!!

長濱 里絵(看護師)/内科系共用床(2号館8S病棟)/看護師15年目

混合外科病棟、内科外来、透析センターをローテーション後、現在は神経・腎・リウマチ内科病棟で働いています。私が目指す臨床指導ナースとは、相手を尊重し、相手の持っている潜在能力を引き出すような関わりが出来る看護師、また、指導する事によって自らも学び、成長し続けていく事ができる看護師であると考えています。研修での学びを活かし、後輩育成に積極的に取り組んでいきたいです。

東 麗華(看護師)/内科系共用床 血液中心(2号館9S病棟)/看護師12年目

外科系病棟を経験した後、現在は血液内科病棟で勤務をしています。後輩看護師を育てることは自分自身の成長にもつながると実感し、教育実践能力を基礎から学びたいと考え、臨床指導ナース育成プログラムを受講しました。指導者に必要な看護倫理、コミュニケーション技法、看護学教育など講義・演習を通して楽しく学ぶことができています。今後、後輩看護師に看護の楽しさや魅力を伝えながら共に学び、成長をしていきたいと思っています。