2018年度フィジカルアセスメント研修Ⅰ終わりました。
9月5日・6日に2018年度新採用者を対象にフィジカルアセスメント研修Ⅰが行われました。
フィジカルアセスメント研修Ⅰでは、脳神経系、消化器系、呼吸器系、循環器系の各領域について講義と演習を行ない、基本的な知識を再確認するとともに正しいフィジカルイグザミネーションの方法についてスキルを点検しました。
研修者にとっては、知識・技術・態度を見直す場となり、正しいフィジカルイグザミネーションを用いて実践に活かす方法を学び、自信につながりました。
【研修目的】
1.各領域のフィジカルアセスメントに必要な知識が分かり、実践できる。
2.正しいフィジカルイグザミネーションの方法が分かり、実践できる。
【研修の様子】
講義は、事前課題として配布した資料に沿って行なわれ、研修者は自己学習を振り返りながら講義に臨みました。脳神経系では動画を用いた意識レベルの判定、呼吸器系では呼吸音の聴取テストで力試しを行い、研修者は真剣に取り組んでいました。問診が上達するよう、7つのポイントLQQTSFAについても学習しました。
デモンストレーションで正しいフィジカルイグザミネーションの一連の流れを見て学び、演習では、臨床指導ナースの指導をもとに、研修者同士で患者役・看護師役を交替し、各領域のフィジカルイグザミネーションを行いました。瞳孔不同の確認や心電図の装着はシミュレーターを使用し学習を深めました。
研修者からは「問診の方法が明確で実践ですぐに活かせた」「実際の患者さんに行うように演習できたので日々の業務にすぐに役立った」「正常と異常の違いを学ぶことで今後正しいアセスメントをしていけるという自信につながった」という声が聞かれました。
事前課題の資料は、先輩看護師が厳選して作成したアセスメントに役立つ指標や方法のポイント集となっており、「実践に活かしやすい」と研修者にも好評でした。