看護部からのお知らせ INFORMATION

臨床指導ナース(1・2期生)サマーミーティングを実施(平成25年7月)

役割が人を育てる
1年でとても逞しくなった1期生
座学を終え、実習に臨む2期生の真剣な表情

 

 

 2012年度より本格的にスタートした「臨床指導ナース育成プログラム」。すでに役割を発揮している1期生と、座学を終え、後半プログラムに入る2期生が顔を合わせ、情報交換を行ないました。

●日時:2013年7月5日(金)16:00~17:00(1時間)
場所:慶應義塾大学信濃町キャンパス内
参加者:12名(1期生5名、2期生7名)
内容
1期生の現在の活動紹介
後半プログラムのスケジュールと役割分担
質疑応答・情報交換  など

1期生から2期生へのメッセージ

●事例研究指導研修は、自分自身もとても楽しかった。対象の年齢が離れていることもあり、普段あまり話をしていなかったので、とにかく話を聴くよう 努めた。対象が、思いも寄らぬところで感動したり、考えたり、迷ったりしている現状を知ることができ、より深く厚みのある指導ができるようになった。指導 が、レベルⅠ看護師の看護観の醸成やアセスメントの深まりにつながったと理解している。

 

●学生実習指導研修の2週間の日勤は、正直ツラい部分もあった。でも、毎日学生指導に当たるので、成長過程を間近で見ることができ、指導する喜びを感じるようになった。

 

●新人看護師の基礎看護技術自主トレーニングにインストラクターとして参加した。部署や患者の特性に拘らず、新人看護師が困っていることや指導が必要なことは共通しているということがわかった。集合研修→所属部署でのOJT⇔自主トレーニング、この流れが一体となっていることが、自分の体験として理解できたので、部署での新人指導に役立っている。

 

●自分たちの世代は先輩の背中を見ながら育ったと思うが、最近の世代は全て与えられて育っているイメージがある。自分で何かを掴み取るというより は、与えられたものを淡々とこなすというイメージ。自分から積極的に学べるよう、モチベーションマネジメントが指導(支援)のポイントだと考えている。自 分ひとりで頑張ってもどうにもならないことなので、今後は、病棟の中心的存在であるレベルⅢ・Ⅳナースをどう巻き込んで、教育風土を醸成していくかが、私たち臨床指導ナースの課題と捉えている。