看護部からのお知らせ INFORMATION

フィジカルアセスメント研修Ⅱを開催(新人看護師対象・平成25年度11月)

模擬患者とのやりとりと
ビデオフィードバックを通して
アセスメントに関する自分のクセや課題に気づく

 

 「フィジカルアセスメント研修Ⅰ」問診やフィジカルエグザミネーション(スキル)の基本を学んだ新人看護師は、現場での実践を重ね、トレーニングしてきました。今回はそのスキルを活用し、SP※(模擬患者)とのやりとりの中で情報収集とアセスメントを学びます。SPからのコメントやインストラクターによるビデオフィードバックにより、自分のクセや今後取り組むべき課題に気づいたようです。
※SP:Simulated Patient。模擬患者のこと。

概要

●日時:2013年11月20日(水)・21日(木) 9:00~12:00,13:30~16:30 (全4枠・各3時間)
●会場:慶應義塾大学信濃町キャンパス 孝養舎3階「実習室」
●参加者:2013年度新人看護師+他院新人看護師
●内容
腹痛を訴える患者さんへのフィジカルアセスメント(シミュレーション)
シミュレータを用いた各領域別フィジカルエグザミネーション など

【演習A】 腹痛を訴えるSPさんへのフィジカルアセスメント

朝8:10「お腹がいたい…」とSPさんからナースコールがありました。
新人看護師たちは、普段、病棟で患者さんに関わっているように、SPさんに対応します。
制限時間「3分」の中でどこまでできたでしょうか。

 

【演習B】シミュレータを用いた各領域別フィジカルエグザミネーション

 シミュレータを使って、呼吸・循環器系、脳神経系、消化器系、それぞれのフィジカルエグザミネーションスキルの習得状況について、改めて確認を行ないました。9月の研修で学習した内容で、習得できている部分とそうでない部分を、自分で気づくことができました。

 

臨床指導ナースが活躍!

3月に誕生した臨床指導ナース1期生。インストラクターとして自分の役割を自覚し、自信を持って指導にあたっています。昨年に比べ、新人看護師たちへの指導の質が格段に上がっています。

 

 

参加者の声

●ビデオフィードバックは初めてで、自分の行動を客観的に振り返ることができた。

フィジカルアセスメント研修Ⅰで学んだ内容が結びついて活かすことができた。

心電図や呼吸の聴取など、まだまだ不安な技術があることを実感した。

模擬患者さんと接することで、看護師としてのふるまいや態度を再確認することができた。

病棟でもしっかり実践できるよう、日々の看護の場面で意識していきたい。 など