看護部からのお知らせ INFORMATION

臨床指導ナース育成研修 研修者の紹介

2018年度の臨床指導ナース育成研修5月からスタートしました

 研修の前半では、本学看護医療学部の教員を中心に、2ヶ月間の講義・演習を行いました。ここでは、臨床指導ナースに求められる知識・技術・態度について学びました。受講者たちは、これまで自分が臨床で行なっていた指導を振り返り、今後の指導にどのように活用するか考える機会となっています。後半はフィジカルアセスメント研修やプリセプター研修にインストラクターやファシリテーターとして参加し、さらに実践的な研修になります。

 今年度の受講者は5名です。すでに部署での看護実践や教育において中心的な役割を発揮していますが、より理論的知識や根拠に基づいた教育を現場で行うというそれぞれの目標に向かって、本研修に参加しています。

 

 

Mさん (助産師)/産科/看護師 21年目

助産師として産科病棟に配属後、救急センターでの短期ローテーションを経験し、再び産科病棟で勤務しています。これまで自分が行ってきた指導を見直したいと思い、臨床指導ナース育成研修を受講しました。指導に必要な多くの知識や技術を仲間と共に学び、新しいことに挑戦することへの喜びを感じています。より良い職場環境づくりや、後輩たちが看護に楽しさを感じられる働きかけができるよう頑張りたいと思っています。

 

 

Hさん(看護師)/消化器クラスター/看護師11年目

 

私は、心臓外科・呼吸器外科病棟で実践し、現在、消化器外科と内科のクラスター病棟で勤務しています。急性期看護から終末期看護と幅広い経験を積み重ねる中で看護師として少しずつ自信を持ち、看護に携われるようになりました。今回、臨床指導ナースの育成プログラムを通して、後輩に看護の楽しさ、やりがいを感じながら成長できるよう、指導できる看護師になりたいです。自身も楽しみながら研修ができるように頑張っています。

 

 

Tさん(看護師)/小児病棟/看護師 19年目

  

NICUを9年経験後、現在は小児病棟で勤務し10年目になります。今回1年間の臨床指導ナース研修を受講し、前半の講義は、改めて現場での教育の難しさと重要性を実感する内容でした。講義での学びを活かし、私は、チームメンバーが互いに内的動機付けを高め、活き活きと働ける職場環境を作っていくためのリーダーシップを発揮できるような臨床指導ナースを目指し、メンバーとともに成長していきたいと思っています。

Hさん(看護師)/小児病棟/看護師 15年目

 

内科系救急床で成人領域を6年経験した後、小児科に異動し、看護師として15年目になります。現在は小児ICUにいます。医療現場は日進月歩で変化していきます。その流れの早さにめげずに、理論と臨床を結びつけると看護の楽しさや、やりがいを感じることができると思います。皆さんの、持てる力を発揮できるよう、支援をしていけたらと思っています。臨床指導ナースとして一年目の私ではありますが、共に考え、悩み、皆さんと成長していきたいです。

 

Iさん(看護師)/呼吸器クラスター/看護師 16年目

 

整形外科病棟、血液内科・呼吸器・消化器などの内科外科の混合個室病棟を経て、現在は呼吸器クラスター・救急科の病棟で勤務しています。

これまでの経験から、後輩の考えを理解し根拠や判断を引き出す関わり、思考過程や個人の強みを理解し相手を承認し内的な動機付けができる指導を目指していきたいと思います。また、後輩が成長と共に看護の達成感や楽しさを実感できるように関わりを大切にし、役割を発揮していきたいです。

 

(※職位、所属、経験年数については、2018年91日時点のものです。)