- 看護部紹介
- 助産師の紹介
助産師の紹介
人にやさしい助産師の育成
当院では、2018年に新病院棟を開設します。
産科病棟とNICU・GCUがワンフロアとなり妊産褥婦にとって、また働く医療者にとっても良い職場環境になります。今回、移転に向けて助産師も増員する予定です。
私たちの職場では、助産師が結婚や出産をして、産前産後休暇や育児休暇を取得し、復職後も短時間勤務制度を活用し仕事と家庭を両立しながら活躍している助産師が多くいます。また助産師としてのキャリアを積みながら、アドバンス助産師、臨床指導ナースなど、より専門性の高い活動もしています。
当院の理念である「豊かな人間性の育成」を念頭に、新人助産師の個性を大切にしながら、人にやさしい助産師を育成することを大切にしています。また明るく活気のある職場風土を築き、助産師が長く働き続けられる環境作りを目指しています。
看護師長 勝又 徳子

産科病棟の紹介
- 当院では、分娩件数の増加に伴い経腟分娩の件数も増加しています。分娩介助は助産師が行い、産科医師も立ち会います。また胎児に異常があった場合には、小児科医師も立ち会い、母児の安全を担保しながら分娩管理をしています。
- 2004年に地域周産期母子医療センターに認定され、西部ブロックだけではなくブロック外からの母体搬送も24時間受入れる体制を取っています。
- 生殖領域では、不妊症認定看護師(助産師)と不妊症カウンセラー(助産師)が協力しながら、専門性を生かした活動をしています。
- 羊水検査やNIPT等の遺伝検査については、遺伝カウンセラー(看護師)が意思決定をサポートしています。
病棟の看護体制
助産師の育成
慶應看護師の発達モデル・教育プログラムとリンクしながら、助産師の育成を行っています。
入職後1年間
看護部集合教育研修
新採用者は、就職して1年目までは、「看護部集合教育研修」を通して基本的な看護技術の修得を目指します。
産科病棟での業務
新採用者は、就職して1年目までは、「産科病棟での業務」を通して産科領域における育児指導技術を学びます。
分娩室での業務
分娩室業務は、就職後約半年くらいから開始し、必ずアドバンス助産師か臨床指導ナース、プリセプターなど先輩の助産師とダブルで行います。
入職後2年目以降
- 2年目より病棟業務だけではなく、マタニティクラスや産科外来での勤務を開始します。
- 発達レベルⅡに到達した助産師はリーダー業務を開始し、合併症のある妊婦の個別指導や母児のサポート体制の支援ができるようになります。
- 発達レベルⅢ以上になると、ハイリスク妊婦やとても複雑な家族への介入、多部署や地域との連携を行い療養環境調整ができる包括看護実践者に成長します。
